「早くして!」、「なんでそんなに遅いの!」…自分だって言いたくないのにこんな言葉を子供に使っていませんか?せっかちな私は毎日びっくりするくらい子供に「早くして~!!!!!」と怒鳴っていました。でも言った後に後悔するんですよね…
そんな私と同じせっかちママさん、私は最近良い方法を発見したので試してみませんか?
そもそも、なぜ子供は「早くして」と言っても聞いてくれないのでしょうか。ちゃんと聞いてくれれば何度も言う必要はないのに…これは子供には早くする理由がないからです。学校に遅れてしまうから早くして欲しいのはママ、寝る時間が遅くなると良くないから早く寝てほしいのもママ…子供はそんな先のことよりも目の前のしたいことにフォーカスしてしまうので、早く行動する理由がないのです。
そんな子供に「早くしなさい!」と言っても、効果はありませんよね。ただひたすらママのイライラがつのるばかりです。
「早くするって約束したでしょう!」攻撃も効果はありません。ママが一方的に決めた「明日は早く準備しようね」という話は、子供にとっては約束ではなくただのママからの命令だからです。約束したというよりも、その場で「うん」と言ったほうがうまくいくから、「うん」と答えただけなのです。
それではどうすればママの心を穏やかに子供のやるべきことを終わらせられることができるのでしょうか。
・スモールステップで準備をすすめさせる
・子供が早く行動したくなる理由を作る
・子供がだらだらしている時間を自分のための時間に使う
早く行動する理由がないから、子供が早く行動できないのなら、早く行動したくなるような理由を作ってあげればいいのです。
早く準備ができれば、学校に行く前に10分だけテレビが見られるとか、ご褒美にヤクルトが飲めるよとか。ちょっとしたご褒美を設定すると子供にも早く行動する理由ができます。
我が家の場合、長男は小学校1年生になるタイミングで家で決まったお手伝いをするようになりました。お手伝いをすることで月のお小遣いをもらうというシステムにしています。そのため長男には「自分の仕事をしたい」という早く朝の準備をする理由があります。
なんと長男はただ朝起きて自分のご飯を食べて準備をしていた時よりも、プラスで洗濯物を干すという仕事を増やしたほうが朝の準備をする時間が短くなりました。洗濯物を干すという時間が増えたにもかかわらずです!!!
そして嬉しいことに、私が長男に朝の準備で「早くしなさい!」という事も少なくなりました。早く行動がしたいという理由があるという事は大切なんだと実感しました。
子供にお手伝いをさせることにはたくさんのメリットがあります。興味がある方はこちらをご覧ください。
こちらは朝の本当に忙しい時間には使えないのですが、お風呂上りにいつまでたっても服を着ない、歯磨きをするために子供を呼んでいるのに来ない、という時に気に入って使っているやり方です。
とりあえず、「歯磨きするよ~」と呼ぶのですが、その後は子供が自分のところに来なくても放置です。そして………ストレッチ!
「歯磨きするよ~」と子供を呼ぶときはだいたいこんな状態になっていますね(笑)
「服着たら~?」と言った後は子供のペースで服を着てもらうことにして、自分はマッサージ!
私みたいなせっかちママは待つからイライラしてしまうわけで…待たなきゃいいんだ!という結論になりました。なにも投げやりになっているわけではないですよ。
意外と自分の好きなことをして子供を放っておくと、子供の方から「ママ歯磨きしないの~?」って聞いてくるんです。「早くしなさい!早くしなさい!」と言われるとやらされている感が強くて、逆にしたくなくなるんでしょうね。何となくその気持ちはわかる気がします。
と、いう事で私は子供に対してスモールステップを設定する、早く行動したくなる理由を作る、待つことをやめるという方法で子供に「早く!早く!」という回数をかなり減らすことができました。気になる方法があればぜひ試してもらえると嬉しいです。
一緒に子育てストレスを減らして、Happyママを目指しましょうね。
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