子供のお手伝い習慣にはメリットいっぱい!お手伝い習慣を続けるコツとは⁉

子育てマインド

お子さんは家でお手伝いをしていますか?子供のためにお母さんがすべて準備をして、片づけをしてなんでもしてあげていませんか?

家で親が子供の事をすべてしてあげて、子供は勉強をするだけというのは良い事なのでしょうか?子供にお手伝いをしてもらうことには4つのメリットがあります。

子供にお手伝いをしてもらう4つのメリット
  • 子供が自分で試行錯誤するようになる
  • 子供が誰かのために仕事をするという喜びを知ることができる
  • 子供の行動にメリハリがつく
  • ママが幸せになれる

お手伝いをすることで子供が自分で試行錯誤するようになる

お手伝いをすることで、子供にはたくさんの学びがあります。最初は与えられた仕事をうまくできないでしょう。失敗してしまう事もあるはずです。

子供がお手伝いをして失敗してしまったら、それは子供が成長するチャンスです。どうやったら次はうまくいくのかを子供が考えられるようにサポートしてあげてください。

例えば、我が家の長男は自分の仕事として朝に洗濯物干しをしています。最初は学校に行く時間までに全てを干しきることができなかったため、彼に「どうすれば間に合うと思う?」という問いかけをしました。

そうすると長男は自分なりにいろいろ考えたようです。朝起きる時間を30分早めてみる、朝ご飯や朝の準備にどれくらいの時間がかかっているか計ってみる、前の日に学校の準備はしておくなどいろいろなアイデアが出てきました。

このようにお手伝いをすることで、どうすればうまくできるのかを考える思考力が身につきます。これは勉強をするだけでは学べない力です。しかし、将来社会で生きていくためには非常に重要な力であるという事ができます。

お手伝いをすることで子供が誰かのために仕事をする喜びを知ることができる

子供はお手伝いという役割をもつことで、自分の為だけではなく自分以外の誰かのために働くという事を学びます。

今までは家族のメンバーでありながら、親にすべてをしてもらっている状態でした。その状態が当たり前になってしまうと、自分のために誰かが働いてくれることが当たり前となり、自分が誰かのために働くという心が育ちません。

お手伝いをすることで自分も誰かのために働き、それに対して感謝されるという喜びを知ることができます。そうすることで、家だけではなく学校、将来的には社会の中で周りの事を考えながら働くという社会性が身についていきます。

お手伝いをすることで子供の行動にメリハリがつく

子供はお手伝いをするという目的を持つことで、他の自分の行動についても考えるようになります。自分のすべき仕事を終えるために、他の行動も素早く行うという習慣が育つのです。

我が家の長男は朝の準備、朝食を食べ終えるのにすごく時間がかかるタイプでした。しかし、朝に洗濯物を干すという仕事を与えられると、自分の仕事をこなすために朝の準備や朝食を食べ終えるのが非常に早くなりました。

子供がお手伝いをすることでママが幸せになれる

家事はママの負担が多く、その負担によってイライラしてしまう事もあるでしょう。子供が家事を手伝ってくれる姿は、そんなママの心を癒してくれます。

子供もお手伝いをすることで、ママが普段していたたくさんの仕事をこなすのは大変なんだということに気が付いてくれます。

子供のそのような変化はママを幸せにしてくれます。ママが幸せになれば、子供もそんなママを見て幸せになることができます。

それではどのようにすればうまく子供にお手伝いを続けてもらうことができるのでしょうか。

ポイント
  • 感謝の気持ちを子供に伝える
  • 親は手伝わない
  • 失敗しても大丈夫な仕事からスタートさせる

子供のお手伝い習慣が続くコツ①子供に「ありがとう」を伝えよう

子供にとってママからの「ありがとう」、「助かったわ」という言葉は何にも代えがたいご褒美です。自分の行動でママが幸せになっていると感じると子供はお手伝いをすることが楽しくなります。

それと共に、自分が誰かのためになっているという「ありがとう」という言葉は、子供の自己肯定感も育てていくことができます。

子供がお手伝いをしてくれたら、子供の目を見て心を込めて「ありがとう」と伝えましょう。また、可能であれば子供の目の前で他の人にも自分の子供がお手伝いしてくれることを子供を自慢してみましょう。

子供のお手伝い習慣が続くコツ②子供に仕事への責任感を持たせよう

お手伝いの内容にもよりますが、子供のお手伝いはできるだけ親が手伝わず、子供が一人でやり遂げられるものが好ましいです。

親が手伝ってしまうと、そのお手伝いに対する子供の責任感は低くなってしまいます。子供のお手伝いを決めたものの、なぜか数週間後にはママがその仕事をしてしまっているという人もいるのではないでしょうか。

少し厳しいようですが、「あなたがこのお手伝いをしてくれないと他のだれもしなくて困ってしまうのよ。」と子供に伝え、自分の仕事への責任感を持たせることがお手伝いを長続きさせるコツです。

子供のお手伝い習慣が続くコツ③子供は失敗するのがあたりまえだと考えよう

最初は子供が失敗しても大丈夫な仕事から始めてみましょう。子供がお手伝いを継続できない大きな理由として、親が失敗した子供を怒ってしまうためというものがあります。

子供が失敗することを前提において、失敗されても自分が怒らないで大丈夫なものからお手伝いをしてもらいましょう。先ほども言いましたが失敗は子供の成長のチャンスです!子供が失敗するのを待つくらいの気持ちでお手伝いをしてもらいましょう。

【子供ができるお手伝い例】

初級
  • 玄関の靴を整える、靴を片づける
  • 洗濯物を取り込む
  • お箸等カトラリーの準備
  • お庭の掃除

小さな子供でも作業が可能です。物が壊れたり子供がけがをする可能性が低いので、親としても安心してお手伝いを見守ることができます。

中級
  • 食事を運ぶ
  • ゴミ捨て
  • 洗濯物を干す
  • お風呂掃除

初級よりも作業に時間がかかったり、子供が失敗したときに後片付けが少し大変になる可能性がある仕事です。

上級
  • 掃除機をかける
  • 洗濯物をたたむ
  • 食後の食器洗い、食洗器にお皿を入れる

作業の難易度が高いもの、または物が壊れる可能性が高い仕事です。少しお手伝いが上達してから挑戦するほうが良いかもしれません。

お子さんの将来の為にも、そして自分の心の平穏の為にも!お子さんのお手伝い習慣を育ててみませんか?

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