子供には目標を持って、それを達成するという事を学んでほしいと思いませんか?
そう考えていた私は子供と春休みの目標を立てました。今回は目標を立てた結果とそこから得た学びについて書いています。
子供が目標を持つことのメリットと目標の立て方についてはこちらの記事をご覧ください。
息子の目標はこの通りでした。(期間は3週間)
結果は………
百ます計算5分6秒で目標クリア!!!
英語の本6冊完読!!!
そしてまさかの日本語の本は6冊どまりでクリアならず…という結果になりました。
意外にも絶対クリアできると思っていた、日本語の本を音読するという目標が達成できませんでした。
しかし、2/3の目標を達成したことで息子も満足そうでした。
今回目標設定をしてみて途中でこうしたらうまくいった、次回はこうしたいという点があったので紹介します。
・目標は子供の目に留まる場所に書いておく
目標を設定しても子供はすぐに目標の事なんて忘れてしまいます。そのたびに「目標は達成できそう?」「どう?」などと親が聞いていては子供が嫌になってしまいます。
子供自身に目標を認識させ、自身が今どれくらい目標達成できているのかを目で見てわかるようにしておくことをお勧めします。
我が家はリビングの壁に「目標」と「今どれくらい目標を達成しているか」を、紙に書いて貼っていました。
目標の進捗については、例えば百ます計算だと今の最高タイムが何分何秒なのかを書く場所を作りました。音読については目標冊数分のマスを作り、読んだらそのマスを塗りつぶしていくようにしました。
そうすることで自分の目標とその目標達成まであととどれくらいなのかを、子供自身が意識できるようになります。
・途中で目標を変更することも検討する
目標を決めたものの途中で目標が高すぎると子供が感じたようであれば、目標を変更することも一つの良い方法だと学びました。
子供は目標が達成できそうにないと考え始めると、途端にやる気をなくしてしまう場合があります。
我が家の場合は何日か百ます計算をしない日が続きました。息子に話を聞くと、「最近あまり良いタイムが出ないし、多分目標のタイムは無理だと思う。」と言っており、やる気を失っていました。
話をして5分15秒だった目標を5分30秒に変更することにしました。
そして、目標を変更してやる気を取り戻した長男は、直後の百ます計算で5分6秒という好タイムをたたきだしました…って!最初に立ててた目標を達成できてる!
その後、息子と目標変更しなくてもよかったよねと大爆笑しました。でも、これには大きな気づきがありました。
無理に最初に立てた目標に固執するよりも、子供がやる気を出して挑戦できるように柔軟に対応することが大切だということです。
大きな目標にむりやり挑戦させるよりも、子供をやる気にさせて自分自身の力で目標を達成させるということが大切です。そうすることで、次回の挑戦にもつながりますし、自分はできるんだという意識を持たせることができます。
・親も自分の目標を作り、一緒に目標達成に挑む
今回の目標達成の途中で長男から「なんで弟には目標がないの?」という発言がありました。
自分だけではなく誰かと目標達成を目指したいというのは自然な考えだと思います。残念なことに、弟はまだ4歳で目標を作るには難しい………ですが、親が目標を作って息子と一緒に頑張るのは良いアイデアだと思います。
目標達成のための努力も1人で続けるより、2人でしたほうが楽しく続けられます。また、親からの声かけも「目標達成できそう?」というものよりも「ママの目標はここまで達成したよ。あなたは?」といったように同じ目線に立った方が子供のやる気も出るでしょう。
幸運なことに、長男から「次の目標は何にしようかな?」と話が出たので、次回は私も一緒に目標も立てて頑張る予定です。
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