前々から気になっていたけど、気が付かないふりをしていました…我が家の長男は
- 失敗すると泣いたりパニックにおちいることがある
- 新しい挑戦をしようとしない
- 「だってできないもん」とか「だって負けるもん」とよく言う
- 「わからない」と言って自分の意見を言わないことが多い
このような感じの子供です…よく言えば控えめで、周りに合わせる優しい男の子…そして悪く言えば、これってあれですよね…自己肯定感が低いという…
そして原因も薄々私が子供に厳しくしすぎたせいなのかなと、思っていたため現実から目をそらしていました。
ちなみに自己肯定感に関する本にはこんな親は子供の自己肯定感を下げていないか注意!と書いてありました。親自身が
- 真面目で完璧主義
- 失敗しないように入念に準備をするタイプ
- 子供の勉強も積極的に教える
- 子供を他の子供や兄弟姉妹と比べる
- 子供にはできる限り最高の環境を用意してあげたいと思っている
- 結果や成果が重要だと考えている
はい。私全部あてはまりま~す。ごめん息子よ…
でもまだ遅くない!子供が思春期に入ってしまうと子供の方が親との関りを避けるようになるため、子供の自己肯定感について対処するなら思春期前までが望ましいのです。
今からお母さんは変わるから!ということで、すでに自己肯定感が低いのでは⁉と疑われる子でもその自己肯定感をあげることができる方法について数回ににわたって掲載していきます。
はじめは簡単に取り入れられそうなものから徐々に難しいものまで、方法を記載していきますので一緒に子供の自己肯定感爆上げを目指してがんばりましょう。
〇子供の自己肯定感を上げるために子供の話を真剣に聞こう!
「なんだ、そんなのあたりまえじゃない」と思った方も多いと思います。でも子供が話をしているときに、ちゃんと目を見て、体を子供の方に向けて、反応を返しながら話を聞いているでしょうか。お料理の準備をしながらだったり、携帯をみながら適当に相槌をうったりしていませんか?
子供はそのように片手間で話を聞かれていては、親は自分に興味がないのだと感じます。そして自分には興味を持ってもらうような価値がないのだと日々の生活で感じ、だんだん子供の自己肯定感は下がっていってしまうのです。
子供が話をしているときは何かをしていたらその手を止めて、子供の方に体を向け、子供の目を見て真剣に話を聞くように心がけましょう。もちろん、手が離せない用事をしている時もあると思います。そういう時は「〇〇ちゃんの話をしっかり聞きたいから、この用事が終わるまで少し待ってくれる?」と言えば、子供も親が自分と向き合ってくれてると感じることができるでしょう。
子供の年齢によっては話の要点を得ず、何を言っているかわからなかったり、自分がなんと言葉を返してあげればよいのかわからないときもあると思います。そんな時はただ子供が言った言葉を繰り返すだけでも、子供は自分の話をしっかり聞いてくれていると感じることができます。
「今日はなわとびで遊んで楽しかったんだよ。」という子供に「楽しかったんだ。」、「今日は算数で引き算の勉強をしたんだ」という子供に「引き算の勉強をしたんだね。」と返すだけでいいのです。何か気の利いた反応が必要なわけではなく、私はあなたの話を興味をもって聞いていますよと子供に伝わればよいのです。
自分の話がしっかり聞いてもらえるというのは、自分の存在を認めてもらっているという自己肯定のベースとなりますので、ぜひとも日々の生活のなかでの子供に対する聞く姿勢を気を付けてみてください。
〇子供の自己肯定感を上げるために子供のすべての行動をまずは全て受け入れよう
子供が何かを失敗した時、ダメなことをした時には親にはいろいろな感情が沸き上がると思います。心配、不安、怒り…そしてついつい「何やってるのよ!!!!!!!!(怒)」と怒鳴る…ことはありませんか?私はあります。
いろいろな気持ちが沸き上がると思うのですが、子供が失敗したとき、ダメなことをした時は一息ついて優しく「どうしたの?」と尋ねましょう。
とりあえず、間髪入れず「どうしたの?」と言えるように練習をしましょう。そうすれば、子供も親も一呼吸入れることができ、その間に少し冷静になって次の言葉を考えることができます。
失敗したり、ダメなことをしたときこそ、その子供を受け入れる姿勢をみせるのです。子供は普通の状態の時よりも失敗した自分を受け入れてくれている親に愛を感じ、自分のありのままを受け入れてくれていると認識することができます。そうすることでありのままの自分が受け入れられているという、自己肯定感が育つのです。
〇子供の自己肯定感をあげるために子供に大好きだよと伝える
ポイントは子供が何か成果をあげたときや、お手伝いをした時に「大好きだよ」というのではなく、何も特別なことをしていない状態の時に「大好きだよ」と伝える点です。
子供が何か特別なことをした際に子供に好きだと伝えることは、子供がその愛情は条件付きであると感じてしまう可能性があります。ママはテストで良い成績をとった私が好き、お手伝いをしてくれる私が好きといったようにです。
これは無条件に与えられる愛ではないので、愛される条件がなくなれば愛されなくなってしまうという不安と表裏一体なのです。
私たちが育てようとしている子供の自己肯定感は条件付きの愛とは違い、自分はただそこにいるだけで価値があり大切な存在なんだと感じることで高まります。
しかし、何もしてない状態でいきなり「大好きだよ」と子供にいうのは難しい方もいるかもしれません。そういう時は「大好きな○○ちゃん」「大切な○○ちゃん」といったように、子供の名前の前に「大好きな」とか「大切な」とつけることをお勧めします。
つねに大好きな…と言いすぎると少し嘘っぽくなってしまうので、就寝前や寝起きに抱きしめながら子供に大好きを伝えてあげることをお勧めします。
いかがでしたでしょうか?常にこれができる母にはなれなくても、自分の余裕があるときに少しづつ取り入れていけそうではないですか?
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